マングローブとは海岸や河口など塩水につかる場所で生育する植物の総称です。特に、ヒルギ科の樹木は胎生種子と呼ばれる独特の種(正確には種ではないが)をつけるのが特徴です。
我が家で現在栽培しているマングローブはいずれも沖縄の海岸で拾ったものです。
オヒルギBruguiera gymnorrhiza
ヒルギ科
奄美大島以南に分布。
泥中から膝根と呼ばれる膝の用に折れ曲がった呼吸根を突き出すのが特徴。
ヤエヤマヒルギ Rhizophora stylosa
ヒルギ科
沖縄島以南に分布。
幹から多数の支柱根を出し、たこ足状となる。
ヒルギダマシAvicennia marina
クマツヅラ科
宮古島以南に分布。
泥中から筍根と呼ばれるとがった呼吸根を突き出すのが特徴。
胎生種子は付けないが、樹上の果実の内部で種子が発芽する。これを半胎生種子と呼ぶ。
日本にはマングローブが5~9種あるとされ、もっとも広い9種で考えると以前から育てているサキシマスオウノキもマングローブに入るので、我が家のマングローブは4種類ということになります。ちなみにヒルギダマシの栽培例は調べた限りではあまりないようなのでどのように育つか興味深いです。
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2011年12月26日月曜日
オキナワウラジロガシの発芽
10月に沖縄で拾ってきたオキナワウラジロガシが発芽しました。
オキナワウラジロガシは奄美大島より南に自生し、日本最大のドングリをつける木です。
(詳しくは別ブログ「てっちゃんの自然観察記」で紹介しています)
別の植物が植わっているところで発芽してしまったので、根が伸びすぎる前に植え替えるつもりです。
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オキナワウラジロガシは奄美大島より南に自生し、日本最大のドングリをつける木です。
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