イタリア(主にシチリア島)を2017年に訪れた際に入手した植物種子を昨冬に蒔いたところ、数種が発芽してきました。
おおまかな用土の配合は、海岸生のものは川砂7:赤玉土2:黒土1、内陸生のものは川砂3:赤玉土3:黒土2:軽石1:苦土石灰1です。
Ephedra fragilis (Ephedraceaeマオウ科)
薬草として知られるマオウ(麻黄)の一種で、砂丘後背地の砂地などに生育。
Asphodelus sp. (Asphodelaceaeツルボラン科)
日本でもツルボランA. ramosusやハナツルボランA. fistulosusが園芸植物として導入されています。我が家のものの種名は今のところ不明です。
Medicago maritima (Fabaceaeマメ科)
砂丘生のマメ科草本で、全体に白毛が密生。日本には同属のウマゴヤシやコメツブウマゴヤシなどが帰化しています。
Euphorbia paralias (Euphorbiaceaeトウダイグサ科)
砂丘生のトウダイグサの仲間で、英名Sea spurgeで知られます。
Cakile maritima (Brassicaceaeアブラナ科)
砂丘生の一年生草本。日本には同属で北米原産のオニハマダイコンが帰化しています。
Cistus spp. (Cistaceaeハンニチバナ科)
ゴジアオイ属の植物は地中海地域にいくつかの種が分布しています。バラに似た花を咲かせRock roseの名で呼ばれます。種名は確認中。
Scabiosa triandra ? (Caprifoliaceaeスイカズラ科)
マツムシソウの仲間。
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