2021年12月26日日曜日

2021年10月~12月 Petopentia natalensis(ペトペンチア・ナタレンシス)の様子

6月13日に蒔いたPetopentia natalensis(キョウチクトウ科ガガイモ亜科)の様子です。11個体はいずれも健在です。

10月18日

上方向への成長はほぼ止まり、一部の葉が落ち始めました。

根元。肥大化と表皮の木質化が進んできました。

11月15日

11月以降は断水気味で育てています。かなりの個体が落葉しています。

12月25日

完全に落葉し、休眠に入ったようです。
ただ、全く水をやらないと肥大化した茎がしなびてくるため、2~3週間に1回くらい軽い水やりを継続しています。

大きさは個体差がありますが、高さは約8~10cm、根元直径は1~1.7cmです。














2021年12月25日土曜日

実生ドリアンの様子(2021年11月~12月)

11月15日

8月に種まきしたドリアンです(前回の記事)。4枚目の本葉が出てきています。
日中は外の日の当たる場所に置いています。鉢が黒いので、日中の鉢内は外気温よりもかなり温度が高くなるようです。

12月25日

11月下旬以降は室内の、3~4時間日が当たる場所に置いています。温度は15℃~25℃で推移しているようです。鉢内の温度が上がるためか土の乾きは早く、5日に1回くらい水やりをしています。

高さは約28cmで、5枚目の本葉が開きはじめています。今のところ元気です。

熱帯雨林気候出身のドリアンには休眠の概念がないのか、先端の芽は常に成長しているようです。新しい葉や茎は褐色の鱗状毛に覆われ、グミの仲間に似た雰囲気があります。

成長が遅れているもう1個体です。付け根から新しい根を出し、何とか生き延びています。


Albuca secunda(アルブカ・セクンダ)、Massonia pustulata(マッソニア・プスツラータ)が発芽

Albuca secunda (Jacq.) J.C.Manning & Goldblatt
(キジカクシ科)

あるびの精肉店さんで5粒を購入。ややへん平で光沢のない種子です。10月30日に播種しました。
本種の情報は少ないのですが、幅広い葉を地面に這わすようです(Google画像検索)。

11月15日

数日前に発芽しました。この時点では4粒発芽。

12月25日
5粒全てが発芽しました。
子葉は11月と比べてかなり長くなりました。

Massonia pustulata Jacq.
(キジカクシ科)

多肉植物ワールドさんで8粒購入(1粒おまけ)、11月22日に播種しました。アルブカと異なり、球形に近い光沢のある種子です。
マッソニアは前から気になっていた分類群ですが、栽培するのは初めてです。

12月25日
数日前から発芽が始まりました。現時点で5粒発芽しています。

芽生えの拡大。




2021年12月22日水曜日

2021年12月 新たに買った植物(原種シクラメン、フォッケア、クセロシキオス)

12月6日

清光園芸さん(岡山県倉敷市)を初めて訪れました。岡山では規模の大きな園芸店だそうです。
購入したのは Cyclamen coumFockea edulisXerosicyos danguyi の3種です。


Cyclamen coum(シクラメン コウム)
サクラソウ科シクラメン属

黒海沿岸からコーカサス地域が原産。一般的なシクラメン(C. persicum の園芸品種)とは別物で、「原種シクラメン」の一つです。ただし、購入したものは葉の白斑が大きな"シルバーリーフ"という選抜品で、野生のものとは形質が異なるかもしれません。



白花と赤花の2株を購入。白花が12月20日に咲きはじめました。

Fockea edulis(フォッケア エデュリス、火星人)
キョウチクトウ科ガガイモ亜科

南アフリカ原産のガガイモの仲間。これまでに何度かタネを購入し蒔きましたが、ことごとく失敗で、とうとう苗を買うことにしました。
塊根の直径は3cmほど。秋冬は落葉して休眠するものと思っていましたが、購入品は青々と葉を広げています。
温度や水分が十分であれば休眠しないこともあるようです。

Xerosicyos danguyi(クセロシキオス ダンギュイ、緑の太鼓)
ウリ科

マダガスカル原産。英名は Green drum, Penny plant, Dollar plant などで、多肉質で円形の葉を太鼓や硬貨に例えています。日本では緑の太鼓(Green drum の訳か)の名で知られます。
以前から入手したかった植物の一つです。




2021年12月21日火曜日

12月11日 なかなか休眠しないアデニウムたち

12月11日
昨年は11月に落葉したアデニウム3種(Adenium multiflorum, A. obesum, A. somalense)ですが、今年はなかなか落葉しません。昨年の居住地(埼玉県北部)よりも今住んでいる岡山県南部の方が温暖なためかもしれません。
11月以降は最低気温が10℃を割るようになったので室内栽培に切り替えています。温度は15℃~25℃くらいです。

一番葉を広げているのは Adenium obesum で、夏場とあまり変わらない姿をしています。こちらは2020年に播種したもの。

2019年に播種した個体も同じように葉が茂っています。

Adenium multiflorum はかなり落葉しましたが、完全な休眠には入っていません。

Adenium somalense は一番落葉が進んでいますが個体差があります。

これから真冬に突入するので、耐寒性が上がる休眠(落葉)状態にしたいところですが、水やりを止めても落葉は進まず、茎がしなびるだけです。
やむを得ず、月2回ほどの頻度で水やりを継続しています。