オーストラリアに行くと、アッケシソウを低木にしたような植物を目にすることがあります(左写真。2014年撮影)。
その多くはヒユ科のテクティコルニア属(Tecticornia)やアッケシソウ属(Salicornia)に分類されています。
これら木性のアッケシソウは、西オーストラリア州の塩性湿地において、イグサ属(
Juncus)の一種やソナレシバ(
Sporobolus virginicus)、
Samolus junceus(サクラソウ科ハイハマボッス属)、
Gahnia trifida(カヤツリグサ科クロガヤ属)などと植物群落を形成していました。
2021年11月
「多肉植物ワールド」さんにテクティコルニア・ペルグラヌラータ(Tecticornia pergranulata)の種子が売られているのを見つけ、購入しました(ハロサルキアは旧属名)。
私が現地で見たものと同種かは分かりませんが、本種も西オーストラリアに広く分布するようです。
大きさ1mm強の種子の表面には、細かなすじと突起があります。
12月27日
11月22日に播種してから約1か月で発芽しました。
1月12日
双葉が伸びてきました。10粒ほど蒔き、今のところ2粒発芽しています。