2022年1月14日金曜日

テクティコルニア(低木性アッケシソウ)の種まき、発芽

オーストラリアに行くと、アッケシソウを低木にしたような植物を目にすることがあります(左写真。2014年撮影)。
その多くはヒユ科のテクティコルニア属(Tecticornia)やアッケシソウ属(Salicornia)に分類されています。

これら木性のアッケシソウは、西オーストラリア州の塩性湿地において、イグサ属(Juncus)の一種やソナレシバ(Sporobolus virginicus)、Samolus junceus(サクラソウ科ハイハマボッス属)、Gahnia trifida(カヤツリグサ科クロガヤ属)などと植物群落を形成していました。

2021年11月
「多肉植物ワールド」さんにテクティコルニア・ペルグラヌラータ(Tecticornia pergranulata)の種子が売られているのを見つけ、購入しました(ハロサルキアは旧属名)。
私が現地で見たものと同種かは分かりませんが、本種も西オーストラリアに広く分布するようです。

大きさ1mm強の種子の表面には、細かなすじと突起があります。

12月27日

11月22日に播種してから約1か月で発芽しました。

1月12日

双葉が伸びてきました。10粒ほど蒔き、今のところ2粒発芽しています。

濃度1~2%くらいの塩水で管理しています。


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