2020年4月19日日曜日

リトープスとコノフィツム 本葉展開と休眠

4月10日

リトープス(麗虹玉 Lithops dorotheae)とコノフィツム(Conophytum burgeriC. christiansenianumC. ornatum)です。播種から127日が経ちました。春を迎え、リトープスは本葉を展開、コノフィツムは休眠に入り始めました(ブルゲリ除く)。
両属は、双葉の段階ではそっくりな見た目をしていましたが、ここに来て属ごとの特徴が見えてきて面白いです。

麗虹玉 Lithops dorotheae

大きな個体では、本葉が双葉を破って出てきました。リトープスらしい姿になりましたが、大きさはまだ4 mmくらいです。

小さな個体はまだ双葉の状態です。
現状では発芽した10個体全てが生存していますが、特に小さなものは枯れてしまうかもしれません。

Conophytum burgeri

ブルゲリは直径2 mmくらいになりました。4個体で変化なしです。
今のところ、休眠のきざしは見られません。


1個体だけが赤色に色づいています。

リトープスとコノフィツムへの水やり頻度と量は段々と減らしていますが、ブルゲリへはそのままの頻度、量で潅水しています。


C. christiansenianum

直径3 mm弱です。1個体が途中で白化して枯れ、4個体になりました。
いずれの個体も休眠を始めたようで、表面にしなびたようになっています。


C. ornatum

直径3mmくらいです。前回から1個体が枯れ、4個体になりました。
休眠に入り始めたようですが、個体差があります。

Echium wildpretii 播種から161日目

4月18日

Echium wildpretii(ムラサキ科シャゼンムラサキ属)です。3株で変わりありません。

ロックウールに播種したものを、4月12日に素焼きの8号鉢に移植しました。

用土の混合比は鹿沼土6:軽石2:黒土2です。
自生地のテイデ山(カナリア諸島)では溶岩やスコリアで覆われた立地に生育します。他方で、本種は2~3年で非常に大型に育つ植物です。この2点から、水はけの良さと肥沃さを併せ持った用土が適していると考え、このような配合にしました。


古い葉が黄ばんでいますが、しおれたりはせず、移植はうまくいったように見えます。
現在の株径は3個体とも10 cm強で、8号鉢(直径24 cm)がかなり大きく見えますが、今後の成長次第では、この鉢も窮屈になりそうです。


根。12日の植え替え時に撮影しました。
白い根は少なく、大部分が紫色を帯びています。染料が抽出できそうな色です。











<参照したサイト>
http://miracleofthefishes.blog26.fc2.com/blog-entry-345.html?sp