2021年9月27日月曜日

9月23日 Ferraria crispa (フェラリア クリスパ)の植え替え

 
2019年に種まきしたFerraria crispa(アヤメ科)です。

掘り上げたところ、8個の球根が出てきました。元々5個体だったはずなので、分球したのだと思います。
球根の大きさは7mm~15mmくらい。大きなものは芽と根が伸び始めています。

鉢はそのままで、土を3~4割追加しました。
追加したのは真砂土3、赤玉土(小粒)1、黒土1、マグアンプKを少量。

原産地の南アフリカでは、主に海岸近くの砂岩地や花崗岩地に生えているようです(参考:Pacific Bulb Society のFerrariaのページ)。
あまり土壌は選ばないようですが、少なくとも真砂土(花崗岩が風化したもの)なら問題はないと判断しました。今年は大きく育ってほしいです。



2021年9月25日土曜日

2021年9月 2020年にまいたDioscorea elephantipes(亀甲竜)、D. elephantipes var. montana

昨年にDioscorea elephantipes(亀甲竜)約15粒と、その変種 var. montana 約10粒を蒔きました(ブログでは未紹介です)。
播種時期が12月末と遅く、昨シーズンは亀甲竜が2粒発芽しただけでしたが、今シーズンに新たに発芽しています。

なお、今まで栽培していたもの(2013年にまいたもの)も3個体ありますが、まだ出芽していません。

Dioscorea elephantipes(亀甲竜)

9月16日
昨シーズンに発芽した個体。
その他に、昨シーズンに発芽したもう1個体、新たに発芽して2個体があります。

9月23日

つるが伸び始めました。以前(2013年)に蒔いた個体が何年たっても葉っぱ1,2枚しか出さなかったのとは対照的です。
水持ちがよく、肥料のある用土に植えていることと、イモが土に埋まっていることが功を奏している気がします。

D. elephantipes
var. montana

9月23日
昨シーズンは一つも発芽しませんでしたが、今年は現時点で5つ発芽しています。

この変種(品種)に関する情報は少なく、実態がつかめません。
何となく、基準変種よりも葉が分厚い気がします。





2021年9月24日金曜日

2021年9月23日 最近種まきしたメセンたち(Antimima, Argyroderma, Conophytum, Fenestraria)

 2021年8月~9月に播種したメセン(ハマミズナ科の多肉植物)の様子です。
すでに紹介したブルゲリを含めて9種です。
Antimima pygmaea
Argyroderma delaetii(金鈴)
Conophytum burgeri
Conophytum calculus
Conophytum lithopsoides
Conophytum wettsteinii
Conophytum pellucidum subsp. cupreatum
Fenestraria aurantiaca(五十鈴玉)
Fenestraria rhopalophylla(群玉)

ブルゲリは8月23日に、他のものは9月19日に播種しました。
昨年までは10月中旬~11月に蒔いていましたが、今年は早めです。高温のためか発芽や成長が早い気がします。

Antimima pygmaea

10粒中7粒が発芽。
双葉らしい形をしています。

Argyroderma delaetii(金鈴)

芽生え出したところ(真ん中の半透明のもの)。今のところ10粒中3粒が発芽しています。

Conophytum burgeri

播種から1か月たち、大きなものは1mm強になりました。
発芽数は19くらいに見えます。

Conophytum calculus

10粒中3粒発芽。

Conophytum lithopsoides

5粒中1粒が発芽。

C. wettsteiniiC. pellucidum subsp. cupreatum
は今のところ発芽していません。

Fenestraria aurantiaca(五十鈴玉)

10粒中1粒発芽。

Fenestraria rhopalophylla(群玉)

10粒中5粒発芽。
F. aurantiacaより早く発芽しています。






2021年9月23日木曜日

2021年8月~9月 マイハギ(舞萩)の様子

マイハギ Codariocalyx motorius(マメ科)の様子です。発芽した6個体は健在です。 

8月24日

大きなもので高さ80cmくらいになりました。
小葉が活発に動いています。

少し前の台風のダメージで、葉がほとんど落ちてしまった個体もあります。

9月18日

台風のダメージが心配されましたが、その後は順調に成長しています。大きなものは高さ1.5m弱あり、プランターの高さと合わせると私の背丈と同じくらいです。

葉は主脈の周りが白っぽくなっています。斑ではなく、光の反射によるものに見えます(アレチヌスビトハギなども似た見た目をしている)。

今のところ、つぼみが付く様子はありません。

2021年9月5日日曜日

9月5日 メセンたちの様子(Cheiridopsis、Conophytum、Frithia)

9月5日

ここ数日は暑さが一段落し、最低気温21~23℃、最高気温30℃以下になっています。
昨年よりもひと月ほど早く、冬型メセンへの水やりを再開しました。これが吉と出るか凶と出るかは分かりません。 

Cheiridopsis peculiaris (翔鳳)

真っ先に成長を再開しました。二対の葉が出ています。

Conophytum ornatumC. flavumのシノニムとする見解も)

2019年にまいたもので、1個体だけ生き残っています。少し草体がふくれた気がします。

Conophytum burgeri(ブルゲリ)

2019年から育てていたものは、夏前に枯らしてしまいました。
多肉植物ワールドさん(約40粒)とあるびの精肉店さん(6粒)で種子を買い、リベンジしています。

ブルゲリは8月下旬~9月中旬が播種の適期であるそうで、8月23日にまきました。(参考:「コノフィツム全書」須藤浩著)。
今のところ15粒ほど出ていますが、まだまだ発芽しそうです。

Frithia humilis(菊光玉)

こちらは夏型。成長は遅々としており、3枚目の本葉が出始めたところです。拡大しているので大きく見えますが、実際は高さ5mmくらいです。
3個体ともに健在です。


2021年9月2日木曜日

8月30日 Cyclantheropsis parviflora(ウリ科)の様子

 

ウリ科のコーデックスCyclantheropsis parviflora です。最初に発芽した個体は、発芽から約1か月たちました。艶やかな本葉を広げています。

同時に蒔いたGerrardanthus macrorhizus(眠り布袋)は、発芽する気配がありません。。

つるが伸びてきました。

根元が肥大化してきました。


2021年9月1日水曜日

8月30日 サンゴアブラギリ、ペトペンチア 発芽から2か月強

6月13日に蒔いたサンゴアブラギリJatropha podagrica(トウダイグサ科)とペトペンチア・ナタレンシスPetopentia natalensis(キョウチクトウ科ガガイモ亜科)の様子です。


サンゴアブラギリJatropha podagrica

5株いずれも元気です。
先に発芽した個体は2枚、後から発芽した個体は本葉1枚です。

最初に発芽した個体は、茎の上部がかなり膨れてきました。

Petopentia natalensis

こちらも11個体すべてが元気です。
一部の個体は3対目(5,6枚目)の本葉を出していますが、多くは2対目(3,4枚目)を出したところで成長が止まっています。

上方向への成長はにぶくなっていますが、茎の肥大化は順調です。
コーデックスらしい姿になってきました。