2022年2月27日日曜日

2022年2月 シンニンギア・インシュラリス(Sinningia insularis)を購入

2月26日
清光園芸さん(岡山県倉敷市)で Sinningia insularis(イワタバコ科オオイワギリソウ属)を購入しました。

本種はブラジルのサンパウロ州、サントスから南西約50kmに位置するAlcatrazes諸島の固有種で、種小名「insularis」も島に生育することにちなみます。花崗岩の岩壁にブロメリアやラン科、サボテン科、ベゴニアの仲間などと着生しているそうです(LLIFLE: Sinningia insularis より)。

園芸店で市販されているので、国内の流通量は少なくないと想像されますが、ネット上には日本語の栽培情報がほとんどありません。かなり魅力的な種(しゅ)だと思うのですが。

大きな4枚の葉を偽輪生(ぎりんせい)させる点は、多くのシンニンギアと共通します。葉の表面は多毛ですが、断崖の女王Sinningia leucotricha のような白っぽさはありません。

葉裏は葉脈が隆起し、多毛です。

茎は赤みを帯び、多毛です。

根元には大きな塊茎を形成します。

間もなく開花しそうです。
断崖の女王と同様に自家受粉できるようです。









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