2015年8月20日木曜日

8月1日 Swainsona formosa (Sturt Pea) の様子

8月1日

Swainsona formosa (Sturt Pea)です。

このところの高温のためか、大きな個体は順調な成長を続けています。
新しい葉の小葉は、5対になりました。背丈は15cmくらいです。

ちなみに、図鑑を参考にすると、成個体の小葉は6~7対になるようです。


肥料は、約1週間に1回、1/10000倍希釈のハイポネックスを与えています。
ハダニによる吸汁で、葉が点々と色抜けています。ただ、ハダニの個体数は少なく、成長への影響はあまりなさそうです。


根元は、かなり木質化してきました。
古い葉の付け根には、綿毛に包まれた芽が顔を出していて、今後の成長が気になります。

相変わらず、小さな個体の成長は遅々としています。

両個体の成長に違いが出ている理由はよく分かりませんが、元々の個体差なのでしょうか。


追記:
残念ながら、同年の冬に枯らしてしまいました。













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3月28日、7月11日 Swainsona formosa (Sturt Pea) の様子

オーストラリア原産のマメ、Swainsona formosa (Sturt Pea)の様子です。

前回の紹介から、大分間が空いてしまいました。
不手際により大半の株を枯らしてしまい、現在2株のみが残っています。

3月28日

ジフィーセブンで育てていましたが、だいぶ成長してきたので、鉢に植えつけました。
大きな株では、小葉が5枚になっています。

無肥料で水はけのよい種まき用の用土に、肥料を含んだ普通の園芸用土を混ぜています。
自生地の半砂漠地帯を想定し、水はけ良く肥料分の少ない用土としました。

7月11日

かなり成長してきました。新しい葉は小葉が3~4対になっています。
高温多湿の日本の夏は、乾燥地帯に生える本種にとって、厳しい環境なのではないか、と考えていましたが、今のところは気温の上昇と共に順調に育っているように見えます。


ただ、大きい方の個体が順調に成長している一方で、小さな方はほとんど大きくなっていません。















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2015年5月13日水曜日

2月10日 黄葉をはじめた亀甲竜(キッコウリュウ) Dioscorea elephantipes

2月10日

昨秋に夏の休眠から目覚めて成長を再開したキッコウリュウ達。

葉が黄葉を始め、まもなく休眠に入るようです。
昨年は6月頃に葉が枯れ始めたので、今回は随分と早いタイミングです。

ちなみに、葉は前年よりも倍くらいのサイズになりましたが、肥料が足りなかったのかイモはほとんど育ちませんでした。

今年は植え替えを行おうと思います。

右奥にピンボケで写っている小さな葉の個体は、今年新たにタネから発芽したものです。こちらは依然緑を保っています。


※なお、記事を書いた5月13日現在、今年に発芽した個体も葉が枯れて休眠に入っています。
昨年から育っている4個体は、若干のずれはあったものの3月中には休眠状態となりました。


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2015年1月31日土曜日

1月3日 新たに発芽した亀甲竜(キッコウリュウ) Dioscorea elephantipes

1月3日

一昨年の冬に播種したキッコウリュウ。
その年に4個体が発芽し、それらは昨秋に休眠から目覚めて現在も成長を続けています。

それとは別に、新しい個体が出てきました。
種子のまま一年間休眠していたようです。





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2015年1月3日土曜日

Swainsona formosa (Sturt Pea) 実生栽培 発芽~本葉展開

今年初の更新となります。

昨年9月に訪れたオーストラリアで購入したSwainsona formosaのタネを播きました。現地名をSturt Peaといい、西オーストラリアの乾燥地に自生するマメ科植物です。
大きく鮮やかな赤い花が特徴的です。ネットで検索したところ、日本でもわずかに流通しているようです。

タネの袋には、まき時は冬~初春、寒冷地では霜の恐れが無くなってから、と書かれています。しかし、恐らくこれはオーストラリア国内に向けた記述で、高温多湿の夏を持つ日本で同じように栽培できるとは思えません。

西オーストラリアは緯度にもよりますが、冬に雨が降り、夏は乾季となる地中海性気候です。そのため、多くの植物は冬から春が生育期となります。Sturt Peaも同様です。
また、温暖なオーストラリアといえども冬場の最低気温が10℃を割ることはあり、自生する植物たちは凍結しない程度の寒さには耐えると考えられます。
よって、日本においては涼しくなった秋に栽培を開始し、春までに成長させて蒸し暑い夏を避けるのがよいと考えました。果たして、上手くいくでしょうか。

10月28日

2日前に播種したものの一部が発根。
このあともバラバラと発芽が続き、現時点(2015年1月)で発芽率は80%くらいです。

Sturt Peaをはじめ、オーストラリアの野草のいくつかは、発芽処理の一つとして、Seed Starterという煙成分?を付着させたバーミキュライト様の土と一緒に湯に漬けることが推奨されています。オーストラリアでは山火事が頻発しますが、それに伴う熱や、煙成分が降雨により土に溶け込むことで発芽が促進される植物が多いようです。そのため、栽培下で播種する場合は、人工的に山火事に相当することを行うのが重要なようです。
ただ、我が家で「水のみ」、「熱湯処理のみ」、「熱湯+Seed Starter」の3パターンの処理で播種しましたが、これといった差がありませんでした。市販のタネは発芽促進処理が行われているのかもしれませんが、やや拍子抜けでした。

11月14日

双葉が完全に展開した頃。
中心には本葉が顔をのぞかせています。

12月6日

本葉が完全に展開。
マメ科の植物の多くは、小さな葉(小葉)が複数集まって1枚の葉となる「羽状複葉」で、Sturt Peaも同様ですが、初めの本葉は普通の葉(単葉)でした。


1月3日

個体にもよりますが、大分成長しました。高さは5cm前後です。

この個体は本葉が3枚。相変わらず羽状複葉でなく、単葉です。
茎や葉の縁などに長毛が多く、フサフサした印象です。

別の個体。現時点で一番大きいものです。
こちらも本葉は3枚ですが、一番新しい葉が不完全ながら複葉となりました。












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