2019年12月31日火曜日

コノフィツムとリトープス 播種~発芽

12月5日

コノフィツム(Conophytum)3種とリトープス(Lithops)1種のタネを蒔きました。あるびの精肉店さんから購入しました。

これまで栽培してきたメセン類は日輪玉(Lithops aucampiae)のみで、播種は初めての経験です。


種類は…
C. burgeri (ブルゲリ) 6粒
C. christiansenianum (シノニムのC. bilobumの園芸名は”光源氏”らしい) 10粒
C. ornatum 10粒
L. dorotheae (麗紅玉) 10粒

麗紅玉のタネ。大きさは1 mmくらい。

ブルゲリのタネ。麗紅玉よりも一回り小さいです。他2種のコノフィツムのタネは麗紅玉と同じくらいのサイズだったので、ブルゲリのタネの小ささは際立っています。

鉢は市販のスリット鉢を使用しました。
用土は川砂3~4:小粒赤玉土5~6:黒土1 です。
表面には赤玉土の微塵(ふるい分けした際に得た)と川砂を混合したものを薄くかけました。微細なタネが土の隙間に落ちるのを防ぐのと、タネの吸水を容易にするのが目的です。

ネット上の播種方法を参考にし、腰水管理にしました。熱湯や薬品による消毒を勧める情報もありますが、今回は特に処理していません。

12月12日
L. dorotheae (麗紅玉)?

発芽し始めました。「?」としたのは、種名を書いた札を差し間違え、現状では正確な種名が分からないからです…

C. ornatum 



2019年12月19日木曜日

2019年11月~12月 Ferraria crispa (starfish lily) 栽培①

11月9日

あるびの精肉店さんでFerraria crispaの種子を購入しました。

本種はアヤメ科の多年草で、南アフリカ原産です。西オーストラリアなどでは帰化植物になっているようです。

花は多肉ガガイモ類を思わせる独特なもの(Google画像検索)で、英名のstarfish lily (ヒトデのユリ)も花姿に由来しています。花香はやや不快なものらしく、ポリネーター(送粉者)もガガイモ類と同様にハエ類だそうです。

11月25日

同時に播種したEchium wildpretii記事へのリンク)に遅れること約1週間で発根。

12月4日

種子の脇から芽が出てきました。
種の殻を被ったままだったのでうまく育つか少々不安でしたが、杞憂だったようです。

12月11日

葉が伸びてきました。子葉なのか本葉なのかは未確認です。

12月19日時点で6粒中4粒が発芽しています。


2019年5月~11月 Adenium obesum砂漠のバラ 栽培①

5月13日

Adenium obesum(砂漠の(紅)バラ)の種子を一晩水に漬け、蒔きました。

本種はキョウチクトウ科の低木で、アラビア半島からアフリカ大陸にかけての広範囲に分布しています。日本では砂漠のバラ(英名もdesert rose)、あるいは砂漠の紅バラの名で栽培されています。

6月8日

写真を撮り忘れましたが、播種から1週間足らずで発芽しました。
発芽に適した温度や湿り気が保てなかったためか、5粒中1粒しか発芽しませんでした。

6月26日

本葉が増えてきました。

11月24日

高さ3 cmくらいに育ちました。用土の水はけが良く(良すぎる?)、常に乾燥気味なためか、成長は遅々としています。

気温が下がってきたので、今後は水やりを控えます。

2019年11月~12月 Echium wildpretii栽培①

11月9日

あるびの精肉店さんでEchium wildpretiiの種子を購入しました。









E. wildpretiiはムラサキ科シャゼンムラサキ属の二年草(1回繁殖型多年草)で、スペインのカナリア諸島原産です。トリコームに覆われた銀葉と、高さ3 mにも達する花序が特徴的な種で、tower of jewelsなどと呼ばれます。
島の亜高山帯に生育し、暑さや多湿を嫌う反面、耐寒性はそこそこあるようです。日本での栽培は難しいようですが成功例もあるので、頑張って育てたいです。


10粒中6粒をロックウールに播種しました。

約1週間で1粒が発芽(写真は11/21)。
双葉の時から白毛(トリコーム)に覆われていて可愛いです。


11月25日

もう1粒が発芽(発根)しました。


12月4日

最初に発芽した個体は、本葉が出てきました。


12月11日

本葉が大分伸びてきました。

他4粒の種子には動きがありません。1粒はカビが発生していて厳しそうですが、他3粒の状態は良さそうなので、気長に発芽を待ちます。




余談になりますが、シャゼンムラサキ属Echiumには約70種が属し、ユーラシア大陸中部~西部とアフリカ北部、マカロネシア(カナリア諸島やマデイラ諸島、ヴェルデ岬諸島など)に分布しています。E. vulgare (シベナガムラサキ)はヨーロッパの雑草として一般的です。

多くの種は越年草や二年草、あるいは多年草のようですが、マカロネシアでは巨大な草本(今回栽培しているE. wildpretii、同じくカナリア諸島原産のE. pininana)や木本(カナリア諸島のE. leucophaeum、マデイラ諸島のE. nervosum、ヴェルデ諸島のE. hypertropicumなど)になる種も知られています。


Echium vulgare (シベナガムラサキ)

2019年7月 ドイツにて。

Echium sp. (種名は未確認)

2017年6月 イタリア シチリア島にて。

Echium italicum

2017年6月 イタリア シチリア島にて。

E. italicumの花

Echium pininana

2019年7月 イギリスにて。
花序の高さは3 mくらいありました。イギリスでは園芸植物として用いられるようです。