2022年12月13日火曜日

2022年10月~12月 オトンナOthonnaの種まき(O. cerarioidesのみ成長)

10月12日
アフリカ南部原産のキク科植物、オトンナOthonnaの種をまきました。購入元はあるびの精肉店さん。
播種したのは
O. arbuscula(アルブスクラ)
O. cerarioides(ケラリオイデス)
O. lobata(ロバタ)
O. triplinervia(トリプリネルビア)
の4種です。

これらのうち、O. cerarioides(ケラリオイデス)は2020年に新種記載されたばかりです(参考)。
Magoswana et al. 2020. Othonna cerarioides (Asteraceae: Othonnineae), a new species from Namaqualand, South Africa. Nordic Journal of Botany, 38.

O. arbuscula(アルブスクラ)のタネ(痩果)(10粒)。

O. cerarioides(ケラリオイデス)のタネ(10粒)。
アルブスクラよりもかなり大きいです。

O. lobata(ロバタ)のタネ(5粒)。

ケラリオイデスに似ています。

O. triplinervia(トリプリネルビア)のタネ(5粒)。

アルブスクラに似ています。

4種のタネ並べると、同じオトンナ属でも形が異なることが分かります(トリプリネルビアとアルブスクラに冠毛がないのは落ちただけ?)。

10月19日

オトンナの発芽には冷湿処理が有効らしいので、殺菌して濡らしたキッチンペーパー上にタネを置き、密閉して冷蔵庫に入れました。吸水すると、タネの周りがゼリー状になります。
1週間すると、アルブスクラとケラリオイデスが発芽してきました。

10月20日

これ以上冷湿処理を続けるとカビが生えたり腐ったりする心配があると考え、土にまきました。

10月23日

無事に双葉を出したのは、O. cerarioides(ケラリオイデス)2個体のみ…
アルブスクラは発芽していたので、管理方法がまずかったと思われます。
冷湿処理しないで最初から土にまけばよかったのか?何がベストだったのかは分かりません。

10月28日

無事に発芽した2個体は元気です。

12月3日

成長は早く、本葉が8枚ほど出ています。根元は若干肥大化しています。






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