2022年12月12日月曜日

2022年12月 パキポディウム5種の様子

12月8日

種から育てているパキポディウムPachypodium(キョウチクトウ科)の様子です。

P. densiflorum(シバ女王の玉櫛)2021年、2022年播種
P. eburneum(エブルネウム)2020年、2021年播種
P. rosulatum var. cactipes(カクチペス)2021年播種
P. saundersii(白馬城)2021年播種
P. saundersii(天馬空)2022年播種
の5種です。

パキポディウムは、マダガスカル原産のグループとアフリカ大陸南部原産のグループに分けられ、後者の方が寒さに強いとされています。我が家のものは、前3種がマダガスカル原産で、最低気温が10℃を下回るようになった11月中頃から室内に置いています。後2種が南アフリカ原産で、今のところ外で管理しています。

P. densiflorum(シバ女王の玉櫛)2021年播種の個体。

完全に落葉しています。高さ2.6cm、茎の直径1.4cmです(2021年秋は高さ1.8cm、直径1.4cm)。

2022年播種の2個体。
高さと茎の直径は、それぞれ1.9cmと6mm、1.7cmと7mmです。

P. eburneum(エブルネウム)2020年播種の個体。完全に落葉しています。
高さ3.3cm、茎の直径1.8cmです(2021年秋は高さ2.3cm、直径1.2cm)。

2021年播種の個体。
高さ1.1cm、茎の直径8mmで、2021年(高さ8mm、直径6mm)からあまり成長しませんでした。

P. rosulatum var. cactipes(カクチペス)2021年播種。
12月に入りましたが、青々とした葉を広げています。ただ、新芽はあまり伸びていないので、もう少ししたら休眠するのかもしれません。

茎がかなり太くなり、鋭いトゲも目立っています。
6個体の高さは2.9~4.2cm(2021年秋は1.5~2.3cm)、茎の太さは1.1~1.8cm(2021年秋は0.45~0.55cm)。

P. saundersii(白馬城)2021年播種。
完全に落葉しています。長いトゲが密生し、触ると痛いです。
2個体の大きさはそれぞれ、高さが3.3cmと2.6cm、根元直径が1.5cmと1.3cm、一番太い部分が3.3cmと1.7cmです(2021年秋は高さ3.5cmと2.5cm、根元直径1.1cmと0.9cm、一番太い部分で1.3cmと0.8cm)。
高さが低くなったのは土増ししたためです。


P. saundersii(天馬空)2022年4月播種の個体。
ここ数日、最低気温が5℃を下回っているにも関わらず落葉の気配はなく、ゆっくりと成長しています。予想以上に耐寒性が強いです。

6月播種の2個体も葉を付けたままです。

4個体の高さは1.5~2.3cm、茎の直径7~9mmです。



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