2020年12月14日月曜日

テリミトラが成長開始

Thelymitra nuda
テリミトラ属Thelymitraは、オーストラリアなどに分布する地生ランです。我が家では薄青色の花を咲かせるThelymitra nudaと、赤花のT. x macmillaniiの2種を栽培しています。

左写真は3月に開花した時のもの。テリミトラの花は、ラン科としては珍しく花被片(花弁とガク片)はほぼ同形です。花構造については別ブログで詳しくまとめました(てっちゃんの自然観察記:テリミトラ(Thelymitra)の花の観察)。





Thelymitra x macmillanii
我が家の2種は、他の大半のテリミトラと同様に、冬緑性(秋~春に成長し、夏は休眠する生活サイクル)です。3月に開花し、4月に地上部が枯れた後は休眠期間に入っていました。

夏の間は乾燥しきらない程度に、わずかに潅水して管理していました。


10月29日
新芽が顔をのぞかせたので、あわてて植え替えを行いました。写真はT. x macmillanii。8個の球根がありました。
用土は鹿沼土8:乾燥水苔2です。

こちらはT. nuda。球根は5個です。

11月20日
芽が出そろいました。小さな球根も全て出芽し、今のところ順調な生育ぶりです。

潅水は土の乾き具合を見つつ、5日に1回くらい行っています。2週間に1回、約1000倍に薄めたハイポネックスを与えています。



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