2022年7月3日日曜日

2022年4月に蒔いたアデニウム(A. arabicum(アラビカム)、とA. socotranum(ソコトラナム))

2022年4月27日
Adenium arabicum(アデニウム・アラビカム)とAdenium socotranum(アデニウム・ソコトラナム)の種子を蒔きました。購入元は「プラントブラザーズ」さん。
近年では、両種は独立種とはみなされず、Adenium obesumのシノニムと扱う見解が主流です(参考:The Plant List)。ただし、形態的な差異があり、園芸的には別物として扱うことが多いようです。

右がA. arabicum、左がA. socotranumの種子。A. socotranumは植物体が大きくなるので、種子が小さいのは意外です。これがA. socotranumの特性なのか、購入したものがたまたまそうだったのかは分かりません。

5月8日 A. arabicum
発芽してきました。室内の明るい場所で腰水状態にしています。

A. socotranum
こちらも発芽してきました。弱弱しい芽生えで心配になります。

5月30日 A. arabicum
播種した11粒が全て発芽し、順調に育っています。

A. socotranum
播種した5粒のうち3粒が発芽、現在は2個体育っています。

6月29日 A. arabicum
11個体ともに元気です。本葉が4~5枚出ています。
早い梅雨明けとともに猛暑が続いています。人間にとっては厳しい気候ですが、アデニウムにはちょうど良いのかもしれません。

高さは2.8~4.4cm、茎の太さは6~10mmです。

A. socotranum
2個体で変わらず。A. arabicumと比べてかなり成長が遅いですが、元気ではあると思います。本葉2枚が出始めています。

高さはそれぞれ1.1cmと1.3cm、茎の太さは4.5mmと5.5mm。高さに対して茎が相対的に太く、ずんぐりとした姿です。

2022年5月10日火曜日

北アメリカのどんぐり2種(Quercus douglasii, Q. macrocarpa)の種まき、発芽

2022年4月14日
H.I.Tree C’s Yahoo!店さんにて、北米原産のどんぐり2種を購入し、まきました。

Quercus douglasii Hook. & Arn.
英名 Blue oak(ブルーオーク)

カリフォルニア州に分布し、地中海性気候下で生育。ブルーオークと呼ばれるように、葉は青みがかった美しい色をしているそうです。

どんぐりは大型で、長さ4~5 cmもありました。5粒で販売でしたが、6粒入っていました(1粒は腐りかけていて厳しそう)。

5月8日

芽が出てきました。茎があまり伸びずに葉を展開しています。
今のところ4個体の芽が出てきています。

Quercus macrocarpa Michx.
英名 Bur oak(バーオーク)

北米に広く分布します。種小名macrocarpaは「大きな実」の意味で、その名の通りどんぐりが非常に大きくなるそうです。
ただ、個体差が大きいようで、今回届いたものはそれほど大きくありませんでした。

届いたものは直径と長さが2~3 cmくらいで、クヌギのどんぐりを一回り小さくしたような形です。1粒おまけで11粒入っていました。
クヌギやアベマキなどのように、殻斗(どんぐりの帽子)の鱗片は長く伸びます。殻斗とどんぐりが離れにくいのも特徴のようです。

5月8日

茎が長く伸び、日本のナラ類と似た雰囲気です。

2022年3月14日月曜日

3月13日 マッソニア4種の実生の様子(Massonia echinata、M. gypsicola、M. pustulata、M. setulosa)

2022年3月13日

今シーズンから栽培を始めたマッソニア属(Massonia)の実生の様子です。
M. echinataとM. setulosaは初めて紹介します。

Massonia echinata(マッソニア・エキナータ)

1月24日に10粒を播種。2月に1個体が発芽、3月に入って5個体発芽し、現在6個体です。

大きな個体の葉は3cmほど。

Massonia gypsicola(マッソニア・ジプシコラ)

4個体が育っています。葉の長さは3~4cmあります。

M. gypsicolaは前回記事(リンク)でも紹介したように、2017年に記載された、マッソニアでは最も新しい分類群です。

Massonia pustulata(マッソニア・プスツラータ)

昨年11月22日に播種。8個体が発芽しています(発芽率100%)。

発芽から時間がたったためか、子葉はかなりしっかりとした質感です。長さは約3cmです。

Massonia setulosa(マッソニア・セツローサ)

1月24日に10粒を播種、3月に入って発芽が始まり、現在7個体です。

発芽したてなので、子葉の長さは5mm~1cmくらいです。

冬型球根(秋~春に生育)のマッソニアは、秋蒔きが適していると聞きます。我が家では遅めの種まきでしたが、夏になる前になるべく育ってほしいと思います。

3月13日 メセンの実生の様子④(リトープス、モニラリア)

 2022年3月13日

前回に続き、メセンの実生の様子を紹介します。リトープス属(Lithops)とモニラリア属(Monilaria)です。


L. dorotheae C300(麗虹玉)

2019年播種。4個体で変わりません。
大きな3個体は13~15mm、小さな個体は約4mmです。

旧葉の隙間から新葉が見えています。
葉の新旧が交代するまでは、水やりは控えめにしています。

L. otzeniana C350 (大津絵)

2020年播種。1個体が生存。大きさは約3mm。2020年にまいたリトープスで唯一の生き残りです。
昨年11月時点ではL. bromfieldii C43 (鳴弦玉)もありましたが、枯れてしまったようです…

Lithops optica cv. rubra(紅大内玉)

2021年播種。1個体が枯れて8個体が生存しています。大きさは約2mm。

双葉が赤く色づいています。


Monilaria obconica

2020年播種。8個体で変わらず。
大きなものは高さ約4cm、小さなものは約1cmです。

今シーズンは大きな個体で2対(4枚)、小さな個体で1対(2枚)の葉が伸びました。脇芽が出ている個体もあります。




2022年3月13日日曜日

3月13日 メセンの実生の様子③(フェネストラリア、フリーチア、ギバエウム)

 2022年3月13日

前回に続き、メセンの実生の様子を紹介します。今回はフェネストラリア属(Fenestraria)、フリチア属(Frithia)、ギバエウム属(Gibbaeum)です。

フェネストラリア属はFenestraria aurantiaca(五十鈴玉)とFenestraria rhopalophylla(群玉)の2種です。

Fenestraria aurantiaca(五十鈴玉)

2021年秋に播種し、3個体で変わらず。本葉が1,2対出ています。株径は4~6mmくらい。

Fenestraria rhopalophylla(群玉)

2021年秋に播種し、9個体で変わらず。こちらも本葉が1,2対出ています。五十鈴玉よりも成長がやや早いです。株径は5~8mmくらい。

Frithia humilis(菊光玉)

2021年春に播種し、2個体が生存。本種は夏型のメセンとされていますが、小さな個体のため冬場も少量の水やりをしていました。
フェネストラリアよりも成長が遅く、大きさは3mmほどしかありません。

Gibbaeum comptonii(鶴翠玉)

2021年播種し、8個体で変わらず。
成長スピードはまちまちです。

一番大きな個体は、直径約7mm。ぷっくりふくれた本葉がかわいらしいです。

本葉が伸び始めた個体の大きさは約5mm。

残る6個体は本葉が顔をのぞかせたばかりで、大きさは3~4mmです。



3月13日 メセンの実生の様子②(コノフィツム)

2022年3月13日

前回に続き、メセンの実生の様子を紹介します。今回はコノフィツム属(Conophytum)です。
現在、10分類群を育てています。2月は-2℃前後に下がることもありましたが、無加温のビニールハウス内で問題なく冬越しできました。

C. angelicae

2020年播種。全滅したと思っていましたが、1個体生き残っていました。大きさは2mmほどで頼りない姿です。

C. burgeri(ブルゲリ)

2021年播種。現在、9個体あります。

大きな個体の直径は約4mmです。
2019年に蒔いた個体(その後枯死)は、2シーズン目でも直径3mmほどだったので、それと比べてうまく育っています。

ほぼ常に腰水状態なので、コケが大量に発生しています。

C. calculus

2021年播種。6個体が生存しています。大きさは約2.5mmです。
C. christiansenianum?

2019年播種。C. christiansenianumの種子として購入したものの、明らかに本種ではありません。ひとまずC. christiansenianum?としています。
2個体が生存。大きな方は直径12mm、小さな方は直径6mm。

Conophytum fulleri

2021年播種。7個体が生存しています。

直径は約2.5mm。

C. lithopsoides


2021年播種。1個体が発芽し、生き残っています。直径は約1.5mm。

C. ornatum
(現在は C. flavum のシノニムとする見解が主流)

2019年播種。1個体が生存し、直径は約12mm。


C. pellucidum subsp. cupreatum

2021年播種。1個体が生存し、直径は約2mm。

C. pellcidum (ssp. pellcidum ?)

2020年播種。2個体が生存しています。直径は約3mm。

C. wettsteinii

2021年播種。3個体が生存しています。直径は約2.5mm。